« 太田忠司/甘栗と金貨とエルム | トップページ | 今野敏/転迷 隠蔽捜査4 »

2012/08/30

小路幸也/コーヒーブルース

Coffee blues

恋人の死をきっかけに広告代理店を辞め、自宅を改造して喫茶店「弓島珈琲」を始めた青年・ダイ。
ある日見知らぬ小学生の少女が店を訪ねて来て、行方不明になった姉の行方を探して欲しいとダイに依頼する。

長編ミステリー。

面白かった!
展開がスピーディーで、でも先が見通せないハラハラ感もあってどんどんページが進んだ。
2つの事件が同時進行で進むけど、それらへのアプローチの仕方、情報の見せ方がスムーズで効果的だった。

主人公のダイをはじめとした登場人物もいい。
みんな個性的で印象的、しかもそれぞれの役割がブレないので人数が多いけどちゃんと見分けられる。
相変わらず小路さんは「人」を描くのが上手いなあ。
特に元女子プロレスラーの丹下さんのキャラ設定が最高によかった(^^)

ただ、ストーリー的には後半に出てきた真紀の件が事件とどう関係していたかが今ひとつハッキリしなかったのがちょっと残念。
もうちょっと具体的な説明が欲しかったかな。
そうじゃないと結局なんで解決させることが出来たのかわかりづらいと思う。
あと三栖がどうして黒幕を抑えて事件を止めることが出来たのかも謎。
どんな駆け引きがあったんだろう…。

でも全体的な雰囲気はすごく好きな作品だった。
満足。

|

« 太田忠司/甘栗と金貨とエルム | トップページ | 今野敏/転迷 隠蔽捜査4 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

読了本」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29699/55554483

この記事へのトラックバック一覧です: 小路幸也/コーヒーブルース:

« 太田忠司/甘栗と金貨とエルム | トップページ | 今野敏/転迷 隠蔽捜査4 »