西澤保彦/モラトリアム・シアターproduced by腕貫探偵
腕貫探偵シリーズの最新刊。
文庫書き下ろし。
面白かったっ!
最初のうちは登場人物がどんどん出てきてどんどん死んで(殺されて)いくので誰が誰やら…とちょっと戸惑ったけど、それが落ち着いてからの展開はハチャメチャですごく楽しめたw
まさかそんな結末とは!
読む前は「produced by腕貫探偵」って何?と思ったけど、読み終わったあとでもう一度タイトルを見たらなるほど全てはここに書いてあったのね、と気づいてニヤニヤしてしまった。
そういう意味だったのね。なるほど。
それにしても西澤さんは変なキャラクターを作るのが上手い。
今回は早藤教頭がすごく気持ち悪くて印象的。
他にも困ったキャラが目白押しで「気持ち悪い!」「うわ、ウザっ!」と思いながら読んだ。
まあ、正直ミステリーとしては「なんじゃそりゃ」な感じなので、展開を楽しめる人向きかと。
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