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2012/10/04

池永陽/占い屋重四郎 江戸手控え

占い屋重四郎江戸手控え

無くし物の行方や人の未来を見ることができる「天眼通」での占いで糊口を凌ぐ浪人・重四郎を主人公にした時代小説。

短編集なので読みやすいかと思ったのになかなかベージが進まずに4日も掛かってしまった。
重四郎のキャラクターや物語の導入部はわりと軽快で明るい感じなのでこのまま「のほほん」とした人情話になっていくのかなと思いきや、話が進むにつれてだんだん暗く、重く、剣呑な雰囲気になって行くので読みにくかった。
それでも物語の雰囲気が一貫していればいいんだけど、どうもいろんな部分がアンバランスだった感じ。

しかも、最初の2編以外は主人公の重四郎と剣友の左内以外の名前のついた登場人物は殆ど死んで(殺されて)しまうとかどうなのよ、と。
途中の経過はともかく、ラストくらいもう少し温かみや救いのある物語であって欲しかった。
後味が悪すぎる。
続編があるみたいだけど、もういいや。

<収録作品>
天眼通の悩み / 可愛い居候 / 老剣客の恋 / 夜鷹の宝物 / 一文字斬り / 汚れた十手 / 闇の三兄弟

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