赤川次郎/鼠、夜に賭ける
シリーズ4作目。
うーん、イマイチ。
前作は登場人物がほとんど町人だったのでいい感じで人情話になっていたけど、今回は侍が絡んだ血腥い話がメイン。
内容も変に入り組んでいて分かりにくいし、結末も暗くて気持ちよく読み終われるものが少なかった。残念。
なんか侍が出てくると大雑把な斬り合いになっちゃってちっとも面白くないんだよなあ。
しかも話の進め方も自分のことしか考えていないので、登場人物に感情移入しにくいし。
もうちょっとどうにかならなかったんだろうか。
前作で出てきた女医の千草と次郎吉の仲が微妙に縮まっているところは良い感じだったけど。
あと、最後に出てきた同心の香川左内が気になる。
<収録作品>
鼠、夜道を行く / 鼠、夜に賭ける / 鼠、弓をひく / 鼠、分かれ道に立つ / 鼠、うたた寝する / 鼠、猫に訊く
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