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2013/01/28

万城目学、門井慶喜/ぼくらの近代建築デラックス!

ぼくらの近代建築デラックス!

2人の人気作家が大阪、京都、神戸、横浜、東京の近代建築を訪ね歩いてその魅力を語り合うという企画本。

楽しかった♪
私自身はそんなに建築に興味があるわけではないけど、語り手のお二人がすごく熱心で楽しそうなので一緒に散歩している気分で楽しめた。

なんといっても門井さんの博覧強記っぷりに驚く。
目の前の建築物の成り立ちから設計した人物、当時の歴史やトリビア的なエピソードまで次々に披露される知識の幅広いこと!
そして万城目さんはそれを受けて素直に反応しているところがバランスよくて好印象。

そんな万城目さんも京都の回では毒舌が光っていた。 
特に締めの「すべてが負け、ただ京都という町だけが勝つ」というセリフが印象的。
いろいろ複雑な想いがあるようで(笑)

「建物を見に行こう」と思って出かけることはあまりなかったけど、こうして見ると素敵な、面白い建築物ってたくさんあるのね。
今回出てきた中で印象に残ったのは
大阪:市立中央公会堂、綿業会館
京都:進々堂(内部の写真も見たかった)、さらさ西陣
神戸:兵庫県公館、大丸神戸店(回廊の写真が素敵だった♪)
横浜:共立学園本校舎、開港記念会館、県立歴史博物館
東京:築地本願寺、旧前田公爵邸
あたり。
関西まで足を運ぶのはなかなか大変だけど、せめて東京、横浜にあるものだけでも見に行ってみよう。

それぞれの建物のカラー写真、地図、索引付き。
あとがきではガイドブックの紹介も。

それから日比谷公園を紹介した回に「明治神宮の森は人工」って書いてあって驚いた。
あの、広大で鬱蒼とした森が自然ではなく人の手で設計され、植林された結果だなんてすごいなあ。
「百年後に自然の森に見えるように設計した」らしい。
成功してます!
ここも最近行っていないので、暖かくなったら散歩に行ってみよう。

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