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2013/01/31

三谷幸喜/清須会議

清須会議

本能寺で信長が明智光秀の謀反によって非業の死を遂げた。
その直後、織田家の次の当主を誰にするかを決めるための会議が清須城にて行われることになる。
あくまでも織田家の家臣として主家を盛り立てていこうとする柴田勝家と、取り立ててくれた信長に恩義は感じるもののこの機に乗じて更に高い位置を目指そうとする羽柴秀吉の5日間の攻防を描いた物語。

もっと読みやすいかと思ったら、そうでもなかった。
もちろん普通の歴史小説に比べたら全然とっつきやすいけど、もっとツルツル読めてガハガハ笑えるのかと思っていたので。
ちょっとハードル上げ過ぎかしら^^;
合戦ではなく頭脳戦の話なので、イマイチ盛り上がりに欠けるのは仕方ないのかな。

ただ、当時の言葉ではなく「現代語訳」で描かれる人物の心理を中心にした描写は非常に分かりやすかった。
あの局面でどんな人物がどんな思惑でどんな動きをしていたのかを理解するにはいいテキストだったと思う。

この作品はもしかしたら映画を見てから読んだ方がよかったかも。
実際にその当時の格好をした役者によって、あの文章がセリフとなり動きや表情がつくとまた別のものが見えてくるような気がする。
映画は今年の秋公開らしいので見終わったらまた読みなおしてみよう。

登場人物ではメインの人たちよりも、事務方として会議運営を粛々と進める前田玄以がけっこう好きだったな。
あと「きゅーきゅー」も(ちょっとしか出てこないけど)なんか好き(笑)

映画「清須会議」公式サイト

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