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2013/05/14

近藤史恵/キアズマ

キアズマ

舞台は大学の自転車部。
ふと知り合った自転車競技にのめり込みつつも自分の中の迷いや過去の思い出に囚われて先に進むことをためらう主人公の正樹と、正樹と似たような経験を抱えつつもだからこそ先に進もうとする自転車部のエース・櫻井の姿を描く青春小説。

赤城さんがチラッとだけ出てくるのでサンクチュアリ・シリーズの1作なのねと思うけど、それ以外は別の話。
でも、プロのレーシングチームとは違った面白さがあった。

何よりスピード感のある文章の気持ちよさ。読んでいるうちにフワリと浮き上がるような感覚だった。

登場人物では主人公の正樹や櫻井よりも二人を静かに見守る裏方的な隈田や村上のほうが好きだったかも。
脇がいい作品は安心して読める気がする。

ちなみに今回はミステリ要素は無し。
でも、そんなストレートさが私は好きだな。

正樹や櫻井がチカと戦う日は来るのかな。
今後に期待。

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