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2013/06/07

西條奈加/閻魔の世直し 善人長屋

閻魔の世直し: 善人長屋

「閻魔組」と名乗る手練の三人組によって江戸の裏側を仕切る大物たちが次々に襲われ、惨殺される事件が発生。
長屋の主・儀右衛門が私淑し、長屋との関わりも深い大盗人・月天の丁兵衛もその被害にあったことを知った善人長屋の面々は命に替えても閻魔組を見つけ出し凶行を止める算段を始める-。

「善人長屋」の続編。
前作がちょっと笑えるほのぼの系の人情モノだったので今回もそうした作品かと思ったら、かなり重い内容だったのが意外。

込み入ったストーリーで登場人物も多いけどそれを上手くコントロールしてあって読みやすかった。
ただ、ちょっと人が死にすぎ。
それにあれだけのことをやったわりに黒幕の最期もあっけなかった。
(といってあまりジタバタされてまた死人が出ても困るけど)

最後は笑顔で終わったのでちょっと救われたけど、やっぱりモヤモヤしたものが残るなあ。
読み終わって温かい気持ちになれる話が読みたかった。
(そういう読者の感想も予期した上でのこの内容なんだろうとは思うけど)

ちなみに今回、加助はあまり出番なしだった。
(出たら出たで鬱陶しいんだけど、いないとなるとちょっと寂しいw)

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