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2013/07/21

高山由紀子/源氏物語 悲しみの皇子

源氏物語  悲しみの皇子

源氏物語+それを綴る紫式部と時の権力者・藤原道長の恋(?)の行方…という話。

前半はイマイチ文章が硬くてなかなか物語に入っていけなかった(特に「雨夜の品定め」のあたりがキツかった)けど、後半はけっこう面白く読めた。
夕顔のところの解釈が大胆(実は六条御息所の変装でした説)でビックリ。まあ、それはそれで面白いけど、そうなると(夕顔の子どもである)玉鬘はどうなるのよ、と思うんだけど。(この本では玉鬘の章には触れられていない)

光が物語世界から現実世界に出てきちゃうところや道長との関係は面白かった。
でもラストはちょっと中途半端だったかなあ。

この本、斗真くんが主役をやった「源氏物語 千年の謎」の原作だったのね。確かにいきなり安倍晴明が出てきちゃうような源氏関連の話はそうそうないよねw
(映画見た時、「紫式部と安倍晴明って時代がずれてるんじゃ?」と思ったら、原作では『実は死んだことになっていて…』という設定だった(^^;)
光が魔物になって現実世界に現れ式部を襲うときに守る存在が必要だったのかとは思うけど、それも含めいろいろ突っ込みすぎて全体的に中途半端になってしまった、という感じはあるかな。

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