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2013/09/25

高橋克彦/かげゑ歌麿

かげゑ歌麿

シリーズ最新刊。
一番最初の作品に出たきり姿を消していた歌麿がここに来て久々の登場。
歌麿がかつて愛した女、そしてその女が遺した娘をめぐる連作短編3本。

主役の歌麿はもちろん、歌麿がいない間シリーズを守っていた春朗、蘭陽、源内らも大活躍、さらに仙波の旦那やおこう、左門も登場の賑やかな作品。(左門にはもっと活躍して欲しかったな)

それぞれの登場人物が自分の役割をきっちり演じきり、全体的に緩急のバランスがとれた、非常にいい作品だったと思う。

歌麿のゆうへの想い、そして最後に選んだ結末にも納得の1冊。
これからもシリーズが続いていって欲しいなあ。

『命を懸けてもいいと思えるものに出会って、それこそ死ぬほどに取り組めりゃ、たとえ中途であろうと悔いはねぇ』(p331)

<収録作品>
さやゑ歌麿 / かげゑ歌麿 / 判じゑ歌麿

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