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2014/01/26

千早茜/あやかし草子 みやこのおはなし

あやかし草子 みやこのおはなし

京都に伝わる民話・伝説をベースに人間と異世界に住むものたちの関わりを描いた短篇集。

物語の内容にあった丁寧で柔らかい文章が心地よかった。
全体的に「無常」を感じさせる物語が多かったかな。
人とあやかしとの距離感が独特で印象的。

シンとした静けさを纏った物語はどれもよかったけど、中でも古ムジナが「人」とは何かを知るために山奥の村に打ち捨てられた寺の住職となり人と交わって暮らす「ムジナ和尚」、天狗の頭目「梁星」と大臣の娘である姫との交流を描く「天つ姫」、古くから続く織屋に住むあやかしを扱った「機尋」が好きだった。

元になったお話もいつか機会があったら読んでみたいな。

<収録作品>
鬼の笛 / ムジナ和尚 / 天つ姫 / 真向きの龍 / 青竹に庵る / 機尋

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