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2014/03/01

喜多喜久/化学探偵Mr.キュリー

化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)

大学の理学部准教授のMr.キュリーこと沖野と庶務課の新人・舞衣が学内で起こる事件を解決する連作ミステリー。

読みやすかった。
読みやすくはあるんだけど、その分深みがない。
登場人物のキャラも今ひとつピントが合わないし、事件もぼんやりしてた。

大体、新人の事務員なのに外をウロウロしてる時間多すぎ。
大学の庶務課はそんなに暇なのかと。
しかもそんな新人に学生のメンタルヘルスの担当させちゃうとかすごい人事だな(^^;

全体的にそういうザックリした設定の話だった。
だからこそ自由に動いて楽しめる部分もあるので、気楽に読むには○。

設定といいネーミングといいどうしても某作品と比べてしまうわけで。
そうするとどうしてもね。
でも著者も敢えてそこを狙ったんだろうから、そのチャレンジ精神(なのか?)は評価したい。

<収録作品>
化学探偵と埋蔵金の暗号 / 化学探偵と奇跡の治療法 / 化学探偵と人体発火の秘密 / 化学探偵と悩める恋人たち / 化学探偵と冤罪の顛末

ところで作品内で「庶務課の課長はWikipediaを編集するのが趣味で学内の教授の記事を作りまくってる」とか言うのがあったけど、実績もない私大の大学教授の記事をいくら書いても「特筆性なし」で削除されるのがオチだと思うけどw

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