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2014/04/12

田中啓文/真鍮のむし 永見緋太郎の事件簿

真鍮のむし (永見緋太郎の事件簿) (創元推理文庫)

シリーズ3作目。

唐島のバンドの一員として身近なバンドマンのトラブルを解決する話が3編と、バンドを解散してアメリカに行く唐島に永見が同行する話が3編、帰国したあとの話が1編という構成。

最初のほうのミュージシャン同士の話は相変わらず登場人物が濃すぎて読んでいて疲れた。
まあ、だからこそマイペースで空気を読まない永見の設定が生きてくるって部分はあるんだけど。

それに対して唐島とのアメリカ2人旅の部分は面白かった。
ニューヨーク、シカゴ、ニューオリンズ。
街と音楽が融合したような場所に刺激を受け、それぞれの音楽と向き合い自分のこれからを見つめなおす唐島と永見の姿が生き生きと描かれていて楽しく読めた。
現地のミュージシャンたちとのエピソードもよかった。

これは3作目だけど2作目を読んでいないような気がするので、これから読む予定。

<収録作品>
塞翁が馬 / 犬猿の仲 / 虎は死して皮を残す / 獅子真鍮の虫 / サギをカラスと / ザリガニで鯛を釣る / 狐につままれる

※単行本のときは『獅子真鍮の虫』だったタイトルを改題した模様。

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