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2014/04/21

門井慶喜/こちら警視庁美術犯罪捜査班

こちら警視庁美術犯罪捜査班

美術品絡みの犯罪を専門に扱う美術犯罪捜査班(通称「マルビ」)の刑事・岸すみれと三田村豪気の活躍を描く連作短編集。

残念ながらイマイチ。
テーマはすごく好みなんだけど、事件の内容とか登場人物のキャラがどうもしっくり来なかった。

特に熱血漢だけど美術の知識は素人以下、刑事としても新人の豪気のキャラがウザすぎる。
無鉄砲のバカでも愛すべきキャラと腹立たしいキャラがいるけど、こいつは私にとっては完全に後者だった。
こんな奴と何年もコンビを組んでいられるすみれを尊敬するわ。

あと、出てくる事件も犯罪なんだかそうじゃないんだかハッキリしないので読んでいてスッキリしなかった。
2人の行動も裏付けとかナシに勘とか思い込みで動いてるようにしか見えないし。
だいたい、元夫が犯人かもしれない事件を元妻の刑事が担当するとかアリ?

読んでいても全然刑事モノって感じではなかった。
ガチガチの刑事モノという位置づけじゃなくても、違和感あり。
既存の警察にこだわらずもっと別のそれらしい架空の組織とかにしたほうが自由度が高くてよかったかも。

<収録作品>
こちら警視庁美術犯罪捜査班 / てのひらのロダン / 仏像をなめる / 自分で自分の贋作を / なぜ保険会社がゴッホを買うか

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