« 田中啓文/鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ | トップページ | 西條奈加/三途の川で落しもの »

2014/06/29

坂木司/僕と先生

僕と先生

地方の田舎出身で怖がりの大学生・二葉と都会育ちで頭がよくコミュ力も抜群の中学生・隼人を主人公にした日常の謎系ミステリー。

『先生と僕』の続編。
お気に入りの作品で続編をずっと待っていたので、6年ぶりの再会は嬉しい限り。

冒頭の「レディバード」、何となく曖昧なまま終わってしまい「え?これで終わり?」と思ったら犯人がその後キーパーソンとして他の話にも出てくる設定。
なるほど。

今回は二葉の大学の推理研究会のメンバーも巻き込んでの事件が多かった。
物語が広がった一方で、登場人物が増えたので分かりにくい部分もあり。

しかし、いくら都会っ子だとはいえ隼人はちょっとスレ過ぎだし、いくら田舎っ子とはいえ二葉はちょっと鈍すぎだよね~という感想は8年前と変わらなかったw ま、そこが魅力なんでしょうけど(^^;

<収録作品>
レディバード / 優しい人 / 差別と区別 / ないだけじゃない / 秋の肖像

|

« 田中啓文/鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ | トップページ | 西條奈加/三途の川で落しもの »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

読了本」カテゴリの記事

コメント

前作同様に日常の謎解きが楽しかったです。
どんどん読みたくなるストーリーでした。
続編が出たらぜひとも読みたいです。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

投稿: 藍色 | 2016/05/24 12:41

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 坂木司/僕と先生:

« 田中啓文/鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ | トップページ | 西條奈加/三途の川で落しもの »