田中啓文/鍋奉行犯科帳
江戸時代の大阪を舞台にした時代小説。
面白かった~♪
仕事よりも何よりも美味しいものを食べるのが好きな大阪西町奉行・大邉久右衛門や配下の与力、同心たちの明るいキャラクターとテンポのいい会話で楽しく読めた。
また、タイトルからもっとふざけた感じの軽めの作品かと思っていたけど、事件や謎解きは意外にもしっかりした話で読み応えがあった。
時代物というと舞台はほとんど江戸だしたまに大阪を舞台にしたものがあっても武士よりも町人や職人が主役の作品が多いので、大阪の奉行所が活躍するこの作品は新鮮に感じた。
話のテーマに合わせた食べ物薀蓄も楽しかった。
<収録作品>
フグは食ひたし / ウナギとりめせ / カツオと武士 / 絵に描いた餅
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