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2014/12/28

海堂尊/玉村警部補の災難

玉村警部補の災難 (『このミス』大賞シリーズ)

桜宮市警に出向中の加納警視正が手がけた事件を相棒(?)の玉村警部補が振り返る…という構成の短篇集。

久々に読むバチスタシリーズ。
このシリーズは人物関係も伏線も展開も複雑なので長編だと途中で息切れしてしまうことも多いけど、これは読みやすくて面白かった。

実力と頭脳と行動力を兼ね備えていてしかもそれを自負している加納が事件解決のためにガンガン飛ばして行くのが小気味いい♪
それに振り回されるタマちゃんとグチ先生は大変だろうけど…(汗)
でも逆に加納の2人への信頼も感じられた作品だった。

また、こういった軽めの短編にもAiやDNA鑑定など科学的捜査の早期導入や検死体制の地域格差についての提言をさり気なく(でもないかw)入れてくるあたりが、海堂さんらしいなあという印象。
最後の「エナメルの証言」が犯人側の登場人物含めて特に興味深かった。

<収録作品>
不定愁訴外来の来訪者 / 東京都二十三区内外殺人事件 / 青空迷宮 / 四兆七千億分の一の憂鬱 / エナメルの証言

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