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2015/03/21

高橋克彦/偶人館(からくりかん)の殺人

偶人館の殺人 (PHP文芸文庫)

日英ハーフの国際的デザイナー矢的遥が探偵役の長編ミステリー。

ミステリー部分よりもイギリスでことわざ辞典で日本語を勉強したという遥の使う、マニアックすぎることわざや慣用句が面白かったw
あと、随所で出てくるからくりの薀蓄が読み応えあり大野弁吉や銭屋五兵衛の話も面白かった。

ただしミステリーとしてはちょっと展開が強引すぎるのでは?という印象。
いくら悪事の結果手に入れた大金が隠してあるかも…ということになっても、それを探りに他人の家に侵入しようとするかな?
結末も全然違うところから出てきて驚いた。

それに登場人物が無駄に多すぎる。
そんなにみんなまとまって行動することもないでしょうと思うし、会話部分では時々誰の発言なのか判らなくなることもあった。
人によっては全然セリフがなくて「いたんだっけ?」って感じになることも。
もう少し登場人物を絞ったほうがスッキリしたと思う。

あと、この文庫に俳優の佐々木蔵之介さんの写真と「ドラマ化決定!」の文字が書かれたの帯が付いていたんだけど、読んでみてもそれらしい人が一向に出てこない。
「変だな~」と思って帯をよく読んだら全然違う作品の宣伝帯だった…(泣)
内容には全然関係ないし、ちゃんと読まなかった私も悪いけど、なんかちょっと騙された気分になってしまったわ。
(しかし、そう考えると「映像化!」の宣伝帯も効果があるということなのね…)

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