カテゴリー「文化・芸術」の19件の記事

2007/09/03

話題の「修悦体」

最近よく利用している日暮里駅の構内は現在改良工事中。
そのため通路はプレハブ状態で工事の進み具合によって、改札や出口の場所がしょっちゅう変わるんだけど、その通路の案内用にやたらに派手な文字と線が壁を大胆に使って書かれているのは以前から気が付いていた。
でも、あまりにも派手すぎ、大胆すぎるので却ってそこにあって当然のように見て通り過ぎていた。

それが今朝「めざましテレビ」を見ていたら、その日暮里駅の案内文字が取り上げられていてビックリ。
時間ギリギリだったのに思わず最後まで見てしまった^^;

番組によるとあの文字や案内図は駅の警備員をやっている佐藤修悦さんという方が作っていらっしゃるらしい。
そしてその独特の文字は佐藤さんのお名前を取って「修悦体」と呼ばれているとのこと。

どんな文字なのか気になる人は下記のページへジャンプ!
修悦体 新宿駅・日暮里駅のテープ文字案内を作った佐藤修悦さんの世界

何より驚くのは、佐藤さんがそれを作っているのは仕事としてではなくあくまでボランティアでご自分の休憩時間を使ってやっている、ということ。
今朝のTV番組やネットの記事なんかを見るとご自身も楽しんでやっていらっしゃるようではあるんですけどね、休憩時間にやるにしては量がハンパじゃないんですよ。
駅構内はそこそこ広さがあるし、しかも利用者が歩きながらでも判断出来るくらいの大きさじゃなくちゃならないし、その上ホントに頻繁に変更があるし。
それにきちんと対応しながら、楽しんでやる、しかも本業の警備の仕事はまた別っていうのはすごいパワーだなあと思う。
やっぱり仕事は楽しんでやったほうが勝ちなのかも。

ちなみに私が一番好きなのは「化粧室」の「粧」の文字。
左側の「米」のところがアスタリスクみたいにタテヨコナナメの線になっているのがすごくイイ♪
あと、文字のアール(カーブ)がきれいなのもいいです。
今度行ったら写真撮ってきますね。
(でも、日暮里駅結構混んでるからチト恥ずかしい^^;)

日暮里駅の工事は(確か)来年1月くらいまでだったと思うので、それまでにお近くに来る機会のある&お時間に余裕のあるかたは是非日暮里で途中下車してみて下さい。
改札出なくても見られるので切符は無駄になりません(笑)

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2007/01/12

ルイス.C.ティファニー庭園美術館 3月末で閉館へ

島根県松江市にある「ルイス.C.ティファニー庭園美術館」が今年の3月31日で閉館することになったらしい。
mixiの「美術館・博物館 展示情報」フォーラムのトピで知ってビックリ!
名前とWebサイトでの情報だけしか知らない美術館だったけど、すごく憧れていて「いつか絶対行くぞ!」と思っていたのに…。
すごく残念(泣)

ルイス.C.ティファニー庭園美術館

でもここってやっぱり遠すぎると思うなあ。
だからこそゆったりたっぷりした空間が堪能できるのかもしれないけど、なかなか多くの入場者を見込むのは難しかったんじゃないかと思う。
維持費なども大変だったことでしょう。

今回の閉鎖にはそうした金銭的な問題と同時に、美術館の運営に当たっていた会社と松江市との間の確執も絡んでいるらしい。
サイト内に「美術館の閉館及びその原因について」として運営会社側の言い分が掲載されているんだけどこれがまた感情的な文章で、部外者(少なくとも私)には「何がなんだか…」な内容。
「閉鎖される」というだけでもショックなのに、こんな泥沼な裏事情を赤裸々に語られてしまうのは…(T_T)

まあ、そうした「感情的なもつれ」があったからこそ「閉鎖」となってしまったんだとは思うけどね、せっかく世界に出しても恥ずかしくないほどの〈美〉の集合体としての存在であったのならば、最後まで凛とした態度で締めくくって欲しかったなあ…なんて思ってみたり。
感情的な文章だからこそ訴えられることもあるのは認めるけど、少なくともこの場合はもうちょっときちんとした、抑制された文章で書いた方が効果的だったのではないかと思う。

さて、閉鎖したあとの所蔵品はどうなるのでしょうか?
いつかまたどこかでまとまった形で多くの人に公開されることを祈っています。

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2006/10/08

長野県信濃美術館・東山魁夷館

いきなり思い立って長野に行って来た。
目的地は「長野県立信濃美術館・東山魁夷館」

休日の朝、妙に早く目が覚めてしまうことが時々ある。
今日もそんな日で朝6時前に目が覚めたら眠れなくなってしまった。
いつもだとこのままダラダラしてるうちに10時過ぎくらいにまた眠くなって二度寝(なのか?(笑))してしまい、気がつくと夕方…一体何していたんだ…ってなことになることが殆ど。

でも今日は3連休の中日だし、すごく天気がよかったのでこのまま何もせずに終わってしまうのはさすがに勿体ない!だったら、眠くなる前にサッサと出掛けよう!ということで(休日にしては)珍しく10時前に外に出てみた。

といっても、この時点では実は全然違う場所に行こうとしていたのだ(笑)
美術館は美術館でも都内にある「東京都庭園美術館」に行こうと思って家を出て、電車に乗ったんだけど…池袋に着いた時点でまだ時間がけっこう早かったので「もしかして今からだったら長野まで行けちゃうかな?」と思いついて急遽予定変更。
そこから大宮に行って、一番早い「新幹線あさま」で一路長野まで。
今日は風が強くて途中徐行運転した区間があって定刻より少し遅れたけど、それでも13時ちょっと過ぎには長野駅に到着。
なんだ、思ったより近いじゃん。

東山魁夷氏は大好きな画家なので、この美術館は以前から一度行ってみたいと思っていた。
でもちょい遠いのでなかなか行く機会がなくて「そのうちそのうち」と思って先送りにしていたんだけど、今日は何故かいきなり「あ、今から行ってみよう!」と唐突に思ってそのまま電車に乗ってしまったというわけ。
私にしては素晴らしい行動力(笑)

【新幹線あさまより撮影:もうすぐ長野】
 

で、目的の美術館はというと…思っていたよりこぢんまりとしていた。
もっと大判の作品がバン!バン!と展示してあるのかと思ったらそうでもなくて、比較的小さめの作品(本作品になるまえの彩色されたスケッチ)が多かった。
(それでももちろん完成度はすごく高いわけだけど)
考えてみれば展覧会のときはそれを中心に集めるわけだから色んな作品を一気に観られるけど、あの美術館では東山作品自体が常設なんだから逆にもっと落ち着いた雰囲気になってしまうのは当然なのね。
作品の劣化を防ぐために一つの作品の展示期間は年に2ヶ月以内、と決められているとか。
収蔵作品が多くても、それを全部見られるわけではないのだ。
その分、スペースが充分取られていて、観覧者も少なくてゆったり静かに、そしてすごく近くで作品が観られて嬉しかった。
中でも中国の風景や人々を描いたスケッチはのびのびした素朴な味わいがいつもと違った雰囲気で印象的だった。

【東山魁夷館入り口】
 
後ろは萩の花。もう散ってしまって、殆ど花がなかったのが残念。

【美術館内にあるカフェ「Kaii」でお茶:抹茶シフォンケーキ】
 
テラスで食べたらさすがにちょっと肌寒かった…。
でもケーキは美味しかったよ~♪

隣接している本館では「川端康成の眼力 東山魁夷との知られざる交遊」展を開催中。
もちろんこれも拝観。
川端氏の美術コレクションの数々が展示されていたんだけど、「これ全部個人の所有物なんですか?」って感じの錚々たるコレクションに圧倒される。
展示品の中に東山氏と川端氏の書簡がいくつかあったんだけど、川端氏ってけっこう骨太ながっしり、ざっくりした字をかいていらしたのね。
なんとなくもっと細い繊細な感じか、きっちりした文字を書く人なのかな、というイメージがあったのでこれはちょっと意外。
東山氏の文字は流麗で綺麗だったけど、あまりにも達筆すぎて読めなかった^^;

1972年に川端氏が自殺したあと、特集を組んだ雑誌に東山氏が寄稿した文章を読んでちょっと泣いてしまった…。

【城山公園】
 
美術館の前にある城山公園(じょうやまこうえん)の噴水

泊まる準備もしてこなかったし、そのつもりもなかったので、ホントに美術館だけ観て善光寺さえも観光せずに(!)夕方6時前の新幹線で帰京。
ちと勿体なかったけど、時々はこんなふうに勢いで行動するのもいいかな。

あ、そういえば街路樹に実(多分りんごだったような)がなっていたのにはちょっと驚いた(笑)

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006/02/19

ロンドンの美術館・博物館

昨日、 「V&A」のことをちょっと書いたので、今日は私がお気に入りのロンドンの美術館・博物館の話を。

美術館や博物館(あと資料館とかも)は基本的に好きな場所なので、観光旅行に行くと必ず一箇所は見に行く。
どこの美術館・博物館もその場所特有の雰囲気や特徴があって面白い。
中でも私が一番そうした場所に行くことが多いのがロンドンだった。
まあ、これは他の場所よりダントツにロンドンに行く機会が多かったから、当然と言えば当然なんだけど…(笑)
(だって、ロンドン大好きなんだもん(^^))
それにしてもロンドンには半端じゃない数のしかもすごく大きな美術館・博物館があるので何度行っても退屈することがなかったし、 むしろいつも時間が足りなくて「ちぇ~ッ!」って思うことが多かった。
日本の美術館・博物館だったら2時間、多くても3時間くらいあれば大体全体を見て回ることが出来るけど、 ロンドンではとにかく建物がバカみたいに大きくてそれに合わせて展示品も莫大な量なので半日かなり早足で見て回っても半分くらいしか見られないことが多いのだ。
(それに、他の観光もしたいしね)
だからこそ「また行こう」って思えるんだけど、だからと行って同じところにばかり何度も行ってるのも勿体ないし…。
ってなわけで、けっこう数はこなしているもののちゃんと全部を把握しているわけではないのだけど…まあ、単なる一観光客の感想、 ということで(当たり前か(笑))

ナショナル・ギャラリー(The National Gallery)

多分、一番訪問した回数が多い、と思う。
ロンドンの中心にあるので行きやすいからかな。
展示品についてはあまりにも数が多すぎて却って「コレ!」と印象に残る作品がないんだけど(笑)、全体的な雰囲気とかが私にとっては 「イギリスの美術館」の基本形って感じの場所。
館内のカフェもけっこう好き。
一人でお昼食べるのにパブとかに行くのはちょっと面倒くさいって時に便利。
いかにも「イギリス料理」な感じの料理が出てくるのがいい(笑)
(まあ、それはどこの美術館・博物館のカフェでも同じだけどね)
この美術館のはす向かいにある「St. Martin-in-the-Field」という教会の地下のカフェも好きな場所でした… ってこんなことを書き始めるとキリがないな^^;

大英博物館(The British Museum)

とにかく、でかい。
何度行っても全部を見られた試しがない。
(多分、行くたびに律儀に順路に沿って見ようと思ってしまうから…(笑)見てないところから見始めればいいのにね)
取りあえず、ミイラとロゼッタストーンは見ておこうかな、って感じ。
あまりにも大きすぎて「博物館」というより「観光地」な感じ。
「大英博物館で○○を見てきたよ」というより「行ってきたよ」で済んでしまうというか…(笑)

イギリス自然史博物館(Natural Histry Museum)

残念ながら一回しか行ったことがないんだけど、大好きな博物館。
とにかく楽しかった。
生物とか人体とか星とか宇宙とか、そういうものに関する展示品がすごくたくさんあって、 しかも実際に手で触って確かめられる仕掛けがたくさんあるのがいい。
子供向けの教育資料なんだろうけど、大人でもワクワクしながら楽しめること請け合い!
おかげでかなり長い時間ヘトヘトになりながら遊んだのに、見られなかった部屋もまだまだたくさんあって出るのが心残りだった… ^^;
次に訪問するときも必ず行ってみようと思いつつ既に幾年月…。
また行きたいな~。

ヴィクトリア&アルバート美術館 (Victoria & Albert Museum)

昨日も書いた「V&A」。
ここはテキスタイル中心の美術館。
年代別のファッションとか、装飾品とかがたくさんある。
もちろん、絵画や彫刻などの美術品も。
私は時計とかアンティークレースとかの展示コーナーがお気に入り。
これがまたすごく奥まった人気(ひとけ)のない場所にあるので、いつも周りに誰もいなくなってしまってちょっと怖い^^;

ナショナル・ポートレイト・ ギャラリー(National Portrait Gallery)

その名の通り、肖像画ばかりをあつめた美術館。
他の美術館・博物館の殆どが、いかにもイギリス的な年代物の大きな建物であるのに対して、ここは近代的な明るいビルの中にあったのが印象的。
東京なんかで言ったらこっちのが普通だと思うけど、イギリスでこういう美術館に出会うとなんだか不思議な気分になる(笑)
作品は人の顔ばかりなので判りやすくて好き~♪

他にもたくさん行ったような気がするけど、忘れてしまった…^^;
以下番外編(笑)

ヨービック・ バイキング・センター(The Jovik Viking Centre)

ロンドンじゃなくてヨークにあるバイキングの生活を紹介した博物館。
中にほぼ実物大の人形を使ったバイキングの生活を再現したジオラマがあって、 そこを入場者がトロッコみたいな乗り物に乗って見て回るんだけど…ここのすごいところは「臭いも再現されている」ところ!
何だろう…獣臭いというか、もうハッキリとは覚えていないけど、 とにかく今まで嗅いだことのないような異様な臭いが会場中に充満しているのが印象的だった。
普通のときは、臭いが強いのってかなり苦手なんだけど、 このときは半端じゃない臭いが長時間続くのでちょっとおかしくなってしまったらしく見ている間ずっと笑いっぱなしだった(笑)
展示品とかはかなりちゃんと出来てたと思うんだけどね~、とにかく「臭い」ってイメージしかないのがスゴイ(笑)

ロンドン水族館(London Aquarium)

美術館・博物館も好きだけど、水族館も大好き♪
ここは確かオープンした年に見に行ったはず。
おかしかったのは、大きさ(広さ)が世界一だか欧州一だか(忘れた(笑)) ってふれこみだったのでワクワクしながら行ったら確かに建物は例に漏れずすご~く大きいんだけど、 その分何もないところもすごくたくさんあって肝心の水槽とかは「そんなに…」って感じだったところ(笑)
何にもない長~い廊下が延々と続いていたりするのだ。
で、その曲がり角にいきなりヒラメか何かの水槽があったり。
しかもその魚に直接触れるの。
(先にいたおばあちゃんの集団が触って喜んでいるのがすごく可愛らしかった)
この、ちゃんとしてるんだか適当なんだかよく判らない感じがまた、イギリスっぽくて好きだったな。
しかし、入場料はちょっと高かった。

庭園史博物館(Museum of Garden History)

実はここには行ったことがない。
今回、この記事を書くのに美術館・博物館の公式サイトへのリンクを探していて見つけた博物館なんだけど…なんか、 すごく私好み♪
けっこう中心地にあるのに今まで全然知らなかった。
(まさか最近出来たわけじゃないよね?)
と言っても、イギリスに行くと、どれが観光地にもなってるような由緒ある建物で、 どれが個人の普通の家なのか区別がつかないようなのが多いので仕方ないかな。
今度行く機会があったら行ってみたい!

このほかにも行ってない、知らない美術館・博物館がまだまだ山ほどあると思うので、また行きたいな~。
でも、この調子だと美術館・博物館巡りだけで1週間くらいすぐに過ぎちゃいそうだけど(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2006/02/18

TV:「美の巨人たち」<カール・ラーション:私の家>

今日の「美の巨人たち」 (テレビ東京)で私が大好きなスウェーデンの国民的画家、 カール・ラーション(Carl Lasson)が取り上げられていた。
相変わらず優しさと暖かさと家族への愛情に溢れた絵ばかりで、TVの画面で見ただけなのに何だか嬉しくなってしまった。

ラーションを初めて知ったのは'94年(12年前!)に東京都庭園美術館で開催された展覧会。
山手線に乗っているときに車内に貼ってあった展覧会の広告を見て一目惚れ。
もともとこういうアウトラインがハッキリしていて、きれいな色彩のイラストっぽい可愛らしい絵が好きなので、まともに私のストライクゾーンだったのだ。
(その時に広告に載っていた絵は この「CrayFishing(ザリガニ釣り)」という絵
で、ワクワクしながら展覧会に行ってみたら、実物は想像していた何倍も素敵な作品ばかり!
ホントにトリコになってしまった。
会場が庭園美術館だったのも良かったんだろうなあ。
あのこぢんまりとした温かい雰囲気を持つ美しい美術館の中に、家族とスウェーデンの自然を愛したラーションの作品がピッタリ合っていてとても素晴らしい展覧会だった。
(それ以来、庭園美術館も大好きな場所になったし、その展覧会の時にミュージアムショップで買った展覧会のプログラムは私の宝物です♪)

その後しばらくラーションを見る機会がなかったんだけど、次に本物に会えたのは数年後に訪れたLondonだった。
「Victria & Albert Museum」 でラーションの展覧会をやっていたのだ。
もちろん「ラーション展」をやっていたからLondonに行ったわけじゃないし、それどころか美術館に行くまで開催されているのを全く知らなかったので、入り口でやっているのを知った私は狂喜乱舞(大げさ(笑))。
その後「ここを見たら○○で買い物しよう」とか何か予定を入れていたはずなんだけど、午後の早い時間に入館したまま夕方かなり遅くまでそこで幸せな時間を過ごしたのだった。
だって、次にあんな規模の展覧会を見る機会は二度とないかも知れない、と思ったから。
人が少なかったこともあって、隅から隅までじっくり鑑賞してきた。
展示されていた作品数も多かったし、しかもこのときはさすがバカでかい(笑)イギリスの美術館だけあって展示室の中に「私の家」の一部がそのまま再現されている部屋まであってすごく楽しかった!
ホントに「ここに住みたい!」と思ったくらい幸せな時間だった(笑)
(いや、実際には住んだらムチャクチャ怖そうだけどね~^^;「V&A」では一度誰もいない場所で迷子になりそうになったことがあって、あのときはマジ泣きそうだった(汗)もちろん「V&A」もす~っごく大好きな美術館なんだけど、イギリスの古い建物は本当に何か出てきそうで凄く怖い)

ラーションの絵ってあまり日本で知られていないようで画集とかも殆ど洋書しかないのが残念。
日本人好みの絵だと思うんだけどなあ。
今日の番組によるとラーションも日本のことが大好きだったらしいし。

Carl and Karin Larsson:
Creators of the Swedish Style

Michael Snodin
Elisabet Stavenow-Hidemark
0821227130
Carl Larsson
(Portfolio (Taschen))

Carl Larsson
3822834610
Die Larssons
Carl Larsson
3784527310

この番組をきっかけにラーション・ファンが増えてまた展覧会をやって貰えたら嬉しいなあ♪
皆さん、生のラーションはいいですよ~(^^)


<参考サイト>
The offical homepage of the artist Carl Larsson

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/01/21

「葛飾北斎-富嶽三十六景」展@江戸東京博物館

東京は明け方から降り始めた雪でこの冬初めての本格的な積雪。
にもかかわらず私は出勤日だった。

土曜出勤は当番制で2ヶ月に1度くらいしか回ってこないのに、なんでよりによってその日に大雪なんだ?!
寒いだけでも出掛けるのイヤなのに~(泣)
とグダグダ言いながら雪を踏んで出社。

仕事のほうは多少電話が多かったくらいで特に問題なく定時に終了。
で、そのあと「せっかく出てきたんだから」ということで、雪の降る中両国まで足を伸ばしてきた。

目的は江戸東京博物館の第2企画展示室で常設扱いで公開されている 「葛飾北斎-富嶽三十六景」展
北斎は去年東京国立博物館の「北斎展」 を見に行ったけど、 あまりの混雑とそれに比べて少なすぎた鑑賞時間のために殆ど横目で見ながら通り過ぎたといった感じの見方しか出来なかったので改めて今回見に行ったのだ。
北斎の長い生涯の殆どの作品が一堂に会した先日の「北斎展」とは違って、今回の展示はホントに「富嶽三十六景」 のみの小規模の展覧会だったけどその分全体的にゆったりした展示だったし雪の影響もあってか人も少なくてじっくりと見ることが出来た。
国立博物館では人の波に押されてベルトコンベアに乗せられたように移動しながらでないと見られなかった「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」 は、 今回それぞれ一つずつのガラスケースに収められていたんだけど私の他に周りに誰もいなくて一人占めで見られたのがすごく贅沢な気分で嬉しかった。
5分くらいかけてじっくり見て来ちゃった(^^)

全体的に富士自体はスーッとしたシンプルな線で一筆書きしてあるようなものが多いのに、 その前の風景や人物はすごく細かく書き込んであるのが印象的。
それから一見「え?どこに富士山が?」と探してしまうくらいさりげなく小さく富士が描かれている作品も多いんだね。
「富嶽三十六景」なんてタイトルなのに、富士を中心にデン!と据えた作品ばかりじゃないところがセンスいいよねえ。
更には全作品の中で一枚だけ富士の姿が描かれていない(富士の山中にいるため)作品(「諸人登山」) があるのもステキ。
私が一番構図が面白いと思ったのは「尾州不二見原」
手前に描かれた職人が作る丸い大きな桶を通して富士の白い頂きだけが見える構図がすごく斬新で面白いと思った。
それと 「甲州三坂水面」で、 正位置で描かれた富士が夏富士なのに対して水面に映った逆さ富士が雪を頂いた富士でしかも位置をずらして描いてあるのが不思議だった。
北斎はあの絵にどんな意味を込めたんだろう。

展示数は決して多くはなかったけど、36枚+「裏富士」10枚の計46枚を一気に見ることが出来て、しかも料金も通常の入館料(一般: 600円)でOKだったので充分満足な展覧会だった♪

ちなみにこの展覧会の会期は明日(22日)まで。
その後、24日からは 「歌川広重~名所江戸百景」展が開催される。(4月9日まで)
ゴッホが模写した「亀戸梅屋敷」も出るらしいのでこっちも気になる…。

0121lunchお昼は館内1Fの 「モダン亭」のエビクリームコロッケ。
盛りつけがキレイだし、味もよかったけどちょっとこってりし過ぎた感じ。
しかもコーンスープとライスを追加して洋風セットにしたら量が多すぎてしまった^^;
やっぱり名物のオムライスにしておけばよかったかな…。
(この写真、ナイフとフォークの位置が逆ですね(汗))

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/11

北斎展@東京国立博物館

噂の「北斎展」を観て…いや、「覗いて」来た。

ホントは先週末に行こうかと思っていたんだけど、 このページで会場の状況を確認したら休日は大混雑らしかったので「比較的空いている」という金曜日の夜を選んで行ったんだけど… いやいや、すごい人でしたよ。
会場に向かう途中の道でも同じ方向に歩いている人がかなりいたので、その時点で「多分そうだろうな~」 と思ってはいたんだけど入ってみたら予想以上。
でも、あれでもきっと「比較的空いている」なんだろうなあ…。

しかも展示作品数が多いっ!
(約300点。期間によって入れ替えがあるので、総数は500点近くなるらしい)
いや、あそこまで北斎の作品が一堂に揃うというのは喜ばしいことなのだろうけど、とてもあの混雑の中短い時間 (閉館まで1時間しかなかったのだ(泣))で観るのは無理ですよ。
この予想以上の人混みに気圧されてしまったせいか、会社帰りに駅から会場までかなりの距離を急いで歩いて疲れていたせいかなんだか集中出来なくて、「凄いな~」 と思いつつも作品前にズラズラ並ぶ列の中に入って順番に観ていく気力がなくなってしまってあまり人がいないところとか大きな作品ばかり選んで観ていったのでちゃんと目の前で観たのは50点くらい。
それもそんなに長時間観てる余裕はなかった。
一応「凱風快晴」(いわゆる「赤富士」ですね)とか「神奈川沖浪裏」は押さえてきたけどね。

それにしても私は北斎という画家を全く知らないということがよく判った。
もちろん名前とか「赤富士」は知ってたけど…ホントにそれだけしか知らなかった、ということが判明したので自分でも驚いた(笑)
もっと勉強しなくちゃだわ~。

会期中(12月4日まで)にもう一回行こう。
混んでいるのは覚悟の上で、時間だけはもっと余裕を持って観られるように調整して。
こんな機会は(多分)もう2度とないから、このまま終わったんじゃもったいないもんね。
ああ、こんなことなら「2回券」買っておけば良かった…。


<関連サイト>
東京国立博物館
北斎展公式サイト


展覧会の会場、東京国立博物館に足を運んだのは今回初めて。
その手前の国立科学博物館には割と行くんだけど、 その奥には行ったことがなかったのだ。
だってそこからもけっこう遠いんだもん^^;
でも、今回初めて行ってかなり気に入った♪
今日はもう暗くなっていたのでよく判らなかったけど建物自体に雰囲気があっていい感じ。
通常展示品も面白そうなので、今度ゆっくり観に行こうっと。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2005/10/13

「庭園植物記展」@東京都庭園美術館

ちょっと最近煮詰まってきていたので午後から半休。

どこへ行ったかというと最近半休を取ると必ずと言っていいほど出掛けてしまう目黒の東京都庭園美術館へ。
会社から遠くないし、一人で行くには丁度いい場所なんだよね。

今日やっていたのは「庭園植物記展」。

本展では日本における植物表現に焦点を絞り、自然観察と写生態度に基づき、描き出された幕末期の植物画から、 植物をとらえた現代の写真作品までを展示します。(展覧会パンフレットより)

名前の通り庭がきれいな庭園美術館で開催されているわけだし、パンフレットの写真はキレイだし、今日は天気もいいし、 と楽しみにして行ったんだけど…残念ながら今ひとつ。
全体的に私の好みではなかった。

植物の写真や絵が嫌いなわけでは決してないけれど、今日の展示品にはあまり気持ちが動くことはなかった。
例えば本のページの中とかPCやTVの画面の中に写っている花や植物はすごくキレイだと思うことも多いけど、 大きく引き延ばされて壁に掛かっている花の写真にはただ「ふ~ん」と思うだけだった。
何か他のテーマの作品がある中での「花」や「植物」の写真だったりするならまだしも、それだけが並んでいるとどうしても「実物」 と頭の中で比べてしまうんだと思う。
しかも、それ単品なら意識が集中するのかも知れないけど、あまりにもたくさん並びすぎていて印象が拡散してしまったというのもあるのかな。

その中では、植物を描いた細密画は良かった。
ひたすら細かくて丁寧で、微妙な色遣いが美しい。
でも日本の植物ってどちらかというと控え目、というか地味(笑)
同じボタニカルアートでも欧米のを見るとパッと目を惹かれる華やかさがあるけど、日本のは(意識はしていないと思うけど) かなり落ち着いていて「わびさび」の境地になっているところが興味深かった。
それと、南方熊楠が描いたキノコの絵が展示されていたのにはビックリ!
書き添えてあった解説文(外国語)が恐ろしく小さい字だったのと、押し花状のキノコ(笑)が貼り付けてあるのが印象的だった。

今日はたまたま午後2時からミュージアム・コンサート(来場者を対象としたクラシックのミニ・コンサート)があるというので、 時間も丁度いいので聴いていくことに。
展覧会に合わせて「花」をテーマにした作品を4曲演奏されたけど、 どれも全く知らない曲だったので3分の1くらいは気持ちよくウトウトしてしまった^^;
残り3分の2はと言うと本を読んでました。
何もしてなければ、全部寝てたかも…。
いずれにしてもイヤな客であることに変わりはないか。
演奏者はヴァイオリンの小寺里奈さんとピアノの河地恵理子さん。
小寺さんはまだ東京芸大の学生さんらしい。
演奏は巧かったけど、曲の合間にちょっとだけしてくれた曲の紹介はまだ慣れていないような様子でそれが可愛らしかった(^^)
それにしてもクラシックの演奏家さんってあんな無料のミニ・コンサートでもちゃんとロングドレスを着てこなくちゃならなくて大変だなあ… なんて演奏以外のことで感心してしまいました。

次の展覧会は「華麗なるマイセン磁器」。
これは面白そう。
多分気に入ると思う。
また適当に休みを取って見に行こうっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/04

覚え書き:「ベルギー象徴派展」開催

毎朝JR渋谷駅の改札を抜けるときに目に飛び込んでくる赤いポスターが印象的で気になっていた。
(改札のすぐ前にある柱に貼ってあるのだ)

「ベルギー象徴派展」:渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムにて/2005年4月15日(金)~6月12日(日)

「ベルギー象徴派」と言う言葉は聞いたことなかったけど、この絵はどこかでみたような…?
いずれにしても好きな雰囲気の作品なので、見に行ってこようと思う。

今までBunkamura ザ・ミュージアムってあまり行く機会がなかったけど(渋谷の街、苦手なんです~^^;)、スケジュールによるとその後の展覧会もかなり面白そう(^^)
あの人混みを考えるとちょっと気が重いけど、通勤経路の途中でもあるし今年はザ・ミュージアムに注目してみよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/02/19

「日本のジュエリー 100年」展@東京都庭園美術館

朝から冷たい雨が降って気温が全く上がらない土曜日、 いつもだったらお昼くらいまで暖かい布団の中でウダウダしてるところなのに何の因果か(笑)今日は出勤日^^;
しかもいつもの土曜日業務ではなく、本来休みのメンバーも全員出勤しての新規システム研修会。
それも午後4時まで!(いつもの土曜日はお昼まで)

と言うわけで平日以上にドヨヨ~ンとした気持ちで出勤したんだけど、 実際に会社に行ってスケジュールを確認したらどうやら午後からの部分は私の業務にはあまり関係がなさそうだったのでダメモトでトレーナー役の上司に 「午前中だけじゃダメ?」と聞いてみたら、あっさりOK。
午前の研修を終えて食事に繰り出す他のメンバーを見送ってから、私はそのまま退社して目黒の東京都庭園美術館 「日本のジュエリー 100年」展を見に行ってきた。

現実的な装飾品としてのジュエリーには特に興味がなくて実際にろくなものを持っていないしそのろくでもないものさえも最近は滅多に身につけることがないけど、 美術品としてのジュエリーの造形を見るのは好き。
特にこの庭園美術館で開催されるジュエリー展は前('03年「ヨーロッパ・ ジュエリーの400年」展)にも見たことがあって、 展示されているジュエリーと庭園美術館の優雅なアールデコ様式の建物自体の雰囲気がピッタリ合っていたその時の展覧会が良かったので今回も楽しみにしていたのだ。

で、実際に見た感想はというと…。

前述の「ヨーロッパ・ジュエリーの400年」展の華やかさを想像して行ったせいか、思いがけず地味と言うか渋い内容にちょっと「あれ?」 と肩すかしを食った気分。
幕末から昭和前期と言う時代設定とその後の戦争による宝飾品の散逸の影響か、はたまた日本人と欧米人の美意識の違いなのか、ヨーロッパ・ ジュエリーのように色石をふんだんに使った華やかさはあまりなく、銀や漆、鼈甲、 真珠などを使用したどちらかというと落ち着いたイメージの展示品が多く見られた。

その展示品の中ではやはり大正時代の御木本製ティアラが圧巻。
プラチナで作られた流麗な曲線の造形と、そこに嵌め込まれた一面のダイヤと正面にひときわ輝く大きなダイヤモンド。
しかも豪華でありながら、重厚と言うよりも清楚で可愛らしいイメージもあるところが日本っぽい感じ。
1階から2階へ階段を上がりきったところ広間の真ん中で、警備員さんに厳重に見守られながら80年の時を越えて輝いていた。
「ヨーロッパ・ジュエリー」の時も感じたけど、ティアラって特別な階級の人が使うものだから他の装飾品と並んでも圧倒的な存在感がある。
このティアラもそこにあるだけで辺りを払う風格があった。

でも私が今回の展示品の中で一番気に入ったのは、当時の装身具図案の数々。
ペンではなく面相筆で描かれたと言う精密で多彩なイメージのデザイン画がすごくステキだった。
すごく細かいところまで丁寧に描かれていて長い間見ていても飽きなかった。
もしかしたら私は完成品としての造形よりも、二次元の世界で描かれたこうしたデザイン画のほうが好きなのかも。

それと東京芸術大学の教授による日本の伝統技法を使った装飾品制作過程のビデオがなかなか楽しかった。
装飾品を作るのにいきなりバーナーとかガスマスク(みたいなの)とか出てくるのにはビックリ&笑ってしまった(笑)
それ以外にも水銀などの劇薬を扱うこともあったわけだし、 こうした危険に対する防護器具が完備されていなかった昔の職人さんは命の危険と隣り合わせだったのかも…。
美しさを創り出すのも大変だ。

あいにくの雨&寒さという天気のせいもあってか、館内はあまり人がいなくてゆったりとした雰囲気。
ちょっと寒かったけど静かに展示物を鑑賞することが出来た。
但し、さすがに庭の散策は今日は断念^^;
中から見たら春の花が随分咲いていた様子だけど、何しろ寒すぎて…。
やっぱりここは天気のいい日に来るべきだったな。
次は晴れの日を選んでこよう!

(ちなみに3年前の1月に行ったときはこんな花が咲いてました)


<参考ページ>
■「Fuji-tv ART NET:日本のジュエリー100年-私たちの装身具:1850-1950」
  http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/158.html
※個別ページへのリンクは禁止らしいので、テキスト表示のみ。


<以下のブログでもこの展覧会の感想を書いていらっしゃいます>
「montblanc/happy*merry*rally」さん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/02/03

ミュシャ展@東京都美術館

請求業務がなんとか一段落した上に、 いつもは午後にならないと回答が来ない業務もラッキーなことに午前中に処理が終わったので午後から半休をもらって楽しみにしていた 「ミュシャ展」に行ってきた。

もう、すごく、すごく、すごく良かった!!!
ミュシャは随分前から好きな画家で、ギャラリーでの小さな展覧会は見たことがあったけどここまで大がかりなものは初めて。
地下1階から地上2階の3フロアに渡って、時代ごとに展示された作品の数々の見事なこと!
幸せな2時間だった♪

まず入り口を入ると「ウィーンからミュンヘンへ」。
1860年生まれのミュシャは希望した美術アカデミーへの入校を断られたことで18歳でウィーンに出て舞台装飾を手がける工房で職を得る。
そこからパトロンとなるベラシ伯爵、その弟のエゴン伯爵に出会い、その援助によってミュンヘン美術アカデミーに入学する。
その彼の「修業時代」に描かれた3枚の絵が飾られている。

若いときの作品であるため、その後の特徴となる装飾的な表現はまだ控えめだけれど圧倒的なデッサン力は既に健在。
更に一番最初にある『妹アンナの肖像』は1885年の作品だけれど、 ミュシャ独特のデザイン化された文字のサインが既に書き込まれているのが印象的だった。

次は「パリ時代」。
ミュンヘンからパリに出た後エゴン伯爵からの援助をうち切られたミュシャは雑誌の挿し絵で生計を立てていたが、1894年冬、 クリスマス休暇を取っていたデザイナーの代わりに大女優サラ・ベルナールの新作舞台のポスターを描くチャンスを掴む。
1週間で完成させたと言われる「ジスモンダ」のポスターはパリの街中に貼りだされ、ミュシャは一夜にして有名人となった。
そのサラ・ベルナールのポスターに代表される、「ミュシャ様式」とも呼ばれた流麗な作品が「これでもかっ!」と並んでいてまさに圧巻。
ここだけでも入場料1,300円の価値、十分。

4部作も≪四季≫を筆頭に≪花≫、≪芸術≫、≪時の流れ≫、≪宝石≫、≪月と星≫と、書いていても「うわ、こんなにあったのか!」 と驚くくらい揃っていたし、それ以外にも『黄道十二宮』、『ジョブ』のポスター、『モエ・エ・シャンドン』のポスターなどの有名な作品から、 習作や「こんなものも描いていたのね」と言った感じの小品まで本当に溜め息モノの展示内容。
もちろん、サラを描いたポスターも前述の『ジスモンダ』を始め、『椿姫』、『ロレンザッチオ』、『メデイア』、『ハムレット』 の5作品が展示されていた。
このポスターは大きい(縦約2m×横約80cm)と言うのは知っていたけど、実物を前にすると予想以上の大きさと華やかさ、 精密さにただただ口を開けて見とれてしまう。
こんなのが街中に貼り出された20世紀初頭のパリって凄いなあ、と改めて実感。
そしてそのパリを一晩のうちに席巻したミュシャの力量と、その実力を見抜きミュシャの名声と自分の人気を同時に引き上げていったサラ・ ベルナールの慧眼に拍手。

ここには幻想的(と言うかちょっとオカルトっぽい)なパステル画や、フランスの菓子メーカー・ ルフェーヴル=ユティル社製のビスケットのパッケージ、布に印刷された『ひな菊を持つ女性』、 1900年に開催されたパリ万博に出品された金・ 銀メッキで彩られたブロンズの少女の頭部など通常紹介されているミュシャの作品とはちょっと毛色の変わったものも多数展示されていて楽しかった。

特に私が好きだったのは、1902年に出版された『装飾資料集』と言う本のための習作たち。
殆どの作品が紙に鉛筆で描いてあるだけなのに、そのデッザン力、表現力、想像力に鳥肌が立ちそうになる。
私なんかは全然そういう才能がないから「うわ、凄~い!」って感心していれば済むけど、 ちょっとでもその分野で仕事をしている人にとってこういうのはどうなんだろう?
確かに「貴重な資料」ではあるけど…「これを見てどうしろと?」と思ってしまいそうな気もする…^^;

次に「アメリカの時代」。
ミュシャは1904年に初めて招かれて以来、パリ滞在やボヘミアへの帰郷を挟みながら1910年までアメリカに滞在した。
それは既に着手していたライフワーク『スラブ叙事詩』の完成のための資金調達を目的とするものでもあった。
パリ時代に絶賛されていたデザイン的な仕事は意識的に避けていたようだが、結果的にはかなりの量の作品を残した。

この時代になると、パリで培った装飾的な美しさを取り入れつつもデザインではなく少しずつ写実的な絵画に変化してきている。
この中で目を惹くのはなんと言っても『百合の聖母』。
247×182と言う大きさのこの作品は、エルサレムの聖マリア教会の装飾用として描かれたとのこと。
しかしその後、このプロジェクトは中断されたため教会に採用されることはなかったと言う現実が哀しい。
画面の右上に立つ、百合で飾られたフランス時代の作品を彷彿とさせるデザイン的な聖母と、 左下で膝を折る写実的に描かれたスラブの民族衣装の少女。
ミュシャの心の中の流れが画面に定着したような1枚だと思う。

最後に「プラハ時代」。
アメリカを離れプラハに戻ったミュシャが故国で描いた後半生の作品群。

フランス時代のデザイン的な作品は華やかで目立つ感じ。
それに対してこの時代の作品はちょっと地味だけど、逞しくて明るくて外に向かって開いているイメージ。
『ヒヤシンス姫』(名前も可愛い♪)あたりは様式的にはフランス時代と似てるんだけど、画面から受けるイメージはかなり違う。
何でかな?人物に陰影があるから、かな?

『アメリカでのクリスマス』(この絵に描かれている女の子ってどこかで見たことある感じ。こんな女優さん、いなかったっけ?)とか 『ボヘミアの唄』、『眠れる大地の春の目覚め』あたりが好きだったな。

『スラブ叙事詩』は(当然ながら)習作のみ展示。
雰囲気は伝わってくるけどやっぱりちょっと物足りない。
本物が見てみたい~っ!
プラハに行くっきゃないか?(笑)

その他にミュシャ自身が撮影した写真も展示されていた。
家族や友人のポートレートや作品用のモデルの写真、風景など。
ミュシャのアトリエでズボンを脱いで(!)オルガンを弾くゴーギャンの写真は必見!(笑)

ミュシャの絵は、人物を中心に描かれているけどその周囲に配された植物や動物をデザイン化した装飾がもう素晴らしく美しい!
画集とかの小さい画像ではハッキリ見えなかった背景の細かい部分を今回はジックリ見ることが出来たのがとても楽しく嬉しかった。
なんでこんなデザイン考えつくかな~?
斬新で緻密で美しくて、ホントに「額縁いらないよ」って感じ。
それに合わせて本当の額縁はシンプルにまとめてあるあたりはさすが。

見ていると、ホントに100年も前の絵だなんて信じられない。
今でも全然通用するもんね。
っていうか、「これってどこかで見たことあるよね?」ってデザインやイメージの作品もたくさんあったような…。
(もちろんミュシャの作品としてではなく、ね)
偉大なる作品にはやっぱり影響されてしまうって感じなのかな。

プラハに戻ってからの油絵は私が大好きなカール・ ラーションの絵にも似ていた。
と思って、ラーションの年譜を見てみたら…あら、殆ど同年代の人じゃないですか。
やっぱりアールヌーボーの影響って大きかったんだなあ。
ああ、ラーションも見てみたくなった。
また展覧会やらないかなあ…。

本当に素晴らしい展覧会なので、少しでも興味のある方はこの機会にぜひぜひ!
こんなに多くの作品が一堂に会することはもう2度とないんじゃないかと思いますよ。

今回は平日昼間だったのでそんなにメチャ混みではなかったけど、有名作品の前ではしばらく待たされると言う感じのそこそこの入り。
多分週末はもっと混むだろうし、日が経つにつれ平日も混んでくるのは間違いないかと。
行くなら早めに行った方がいいと思います。
で、今日の状況でも私は一回りするのにたっぷり2時間かかったので、平日昼間に時間に余裕を持って行くのがオススメ。

今回の記事は会場で購入したプログラムを参考にして書きました。
今回の展覧会の全ての作品、目録、年譜なども入って2,000円。
これもかなりオススメ。
ショップにはこれ以外にも魅力的なお土産が山積みですよ!

<今後の巡回先>
□名古屋展 : 2005年4月27日(水)~5月22日(日)松坂屋美術館
□浜 松 展 : 2005年6月10日(金)~8月28日(日)浜松市美術館
□松 江 展 : 2005年9月16日(金)~11月6日(日)島根県立美術館
□大 阪 展 : 2005年11月19日(土)~2006年1月29日(日)サントリーミュージアム[天保山]

「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」 公式サイト
東京都美術館

■TV東京 『美の巨人たち』より「アルフォンス・ ミュシャ『スラブ叙事詩』」



この記事は「ミュシャ展」について書いていらっしゃる以下のブログにトラックバックさせて頂きました。

■「弐代目・青い日記帳」さんの『ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展』

| | コメント (12) | トラックバック (4)

2005/01/08

「グランマ・モーゼス展」@Bunkamuraザ・ミュージアム

舞台を観る前に同じBunkamura内のザ・ ミュージアムで開催されていた 「グランマ・モーゼス展」も覗いてきた。

平日の夕方だったせいか会場内には20人前後しか人がいなくて静かでのんびりした雰囲気。
そんなに時間がなかったんだけどゆっくり、じっくり展示品を鑑賞することが出来た。

展示作品は全部で65作。
思った以上にたくさんの作品が展示されていた。
その作品を描かれた年代ではなくて、季節ごとに「春」「夏」「秋」「冬」の四季に分けて展示してある構成がとても良かった。

おばあちゃんが愛した小さな農村の移りゆく季節。
春には祝福するように柔らかい緑、夏には色とりどりの花々、秋にはくすんだ深い紅葉、冬には全てを覆っていく雪の白。
そして、それらどの季節にも元気な色の服をまとって明るい表情をした村人たちの姿が描かれている。
その丁寧な書き込みと遠近法やバランスにとらわれない自由で奔放な画面構成の共存した作品たちを見ているうちに自然と顔がほころんできてしまった(^^)

私は特に「冬」のコーナーの絵が好きだったな。
『楽しい橇遊び』や『雪が降る』に描かれた冬の空の微妙なグレーの色合い、もみの木に積もった雪の白と枝葉の緑のコントラスト、 手前に配置されたハッキリした赤や茶の服を着て笑い転げているのであろう子供達の躍動感がとても印象的だった。

それから、展示の中にはモーゼスおばあちゃんが油絵を描くようになる前に手がけていた刺繍作品(毛糸を使って、 風景を立体的に表現したもの)もあって、これがとてもとても良かった!
もしかしたら油絵よりも私は好きかも。
孫娘のために一針一針心を込めて作られた色鮮やかな刺繍たち。
その丁寧で、表現に対する工夫がたくさん入った作品に何だかすごく心を揺さぶられた。

その他の全ての作品にも彼女自身を取り巻く自然と人々への感謝と愛情が溢れていて、 見ているこちらの心まで穏やかにしてくれるそんな展覧会だった。

1年の最初に見るのに相応しい展覧会だったと思う。



ザ・ミュージアムでの会期は1月30日まで。
その後の巡回先は
京都:大丸ミュージアムKYOTO(大丸京都店6階) 2005年3月17日(木)~3月29日(火)
札幌:大丸札幌店7階ホール  2005年5月11日(水)~5月23日(月)
とのこと。

お近くの方はぜひ足を運んでみて下さい。
オススメです。


■この展覧会について丁寧で読み応えのある感想を書いていらっしゃる「弐代目・青い日記帳」さんの記事『グランマ・モーゼス展』にトラックバックさせて頂きました。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2004/11/11

覚え書き:「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」

地下鉄のコンコースでポスターを見かけて、ちょっと急いでいたので一度そのまま通り過ぎたのですがやっぱりもう一回戻って見入ってしまいました。
ミュシャは昔から大好きな画家だったのでとても楽しみ♪
今回の展示会ではあの「スラブ叙事詩」の習作の一部も展示されるとか。
絶対に行かねば!

'05年1月27日~3月27日 東京上野の東京都美術館にて。

東京都美術館

「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」公式サイト



<追記>
'05年2月3日に見てきました。感想はこちら

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004/11/03

覚え書き:「グランマ・モーゼス展」開催

グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)ことアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスさんと言う画家の事は去年の冬にテレビ東京の「美の巨人たち」で取り上げられているのを見て初めて知りました。
美術の教育を一切受けることなく厳しい日々の暮らしの中でその生活に彩りを与えるために描き続けた絵の数々。
その少しぎこちないけれど暖かさ、可愛らしさ、優しさ、力強さ、明るさに満ちた絵に心惹かれたのを覚えています。

'05年1月2日~30日 渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムにて。

■参考
NHKサービスセンター イベント情報:「グランマ・モーゼス展」


| | コメント (3) | トラックバック (1)

2004/09/25

奈良美智展@原美術館

午後1時で仕事を上がって、近くのイタリアンレストランでお昼(ピッツァのランチセット。美味しかったけど、ちょっと量が多くて残してしまった)を食べたあと品川の原美術館に「奈良美智展 From the Depth of My Drawer」を観に行ってきました。

原美術館に行くのは今回初めて。
品川駅から国道沿いに15分くらい歩く(特に行きは上り坂!)ので行き着くまでがちょっと大変でしたが、そこからちょっと脇道にそれるだけで国道の喧噪が嘘のように静かな住宅街が現れます。
その中に溶け込むようにひっそりと佇む白い外観が印象的なこぢんまりとした美術館でした。

その中に展開される奈良美智ワールドもとても独特でした。
80年代半ばから現在までの約20年にわたる奈良氏のキャリアの中で「大切だと思うものを選りすぐって構成したもの」との事で予想以上に多くの作品を間近で堪能できました。
キャンバスの表面をわざとつぎはぎにしてその上にアクリルで描いた作品は、その凹凸によって意外な陰影や立体感が感じられました。
今まで「キャンバスは平ら」だと思いこんでいた私にはとても新鮮な驚きでした。
こうした質感は画集などでは実感出来ないので、実物を見ることが出来て良かったです。

どれも新鮮で明るさと寂しさを併せ持った作品群のなかで私が一番好きだったのは「Fountain of Life」と名付けられた彫刻作品でした。
コーヒーカップの中に奈良氏のキャラクターの一つである羊のかぶり物をした子供の顔が色んな方向にいくつも並んで(重なって)いるのですが、その一つ一つの目からまるで涙のように水が流れ続けているのです。
見ているだけで「静けさ」「落ち着き」「優しさ」「寂しさ」「切なさ」などの感情が溢れてきて、ずうっと見つめていたくなる作品でした。

それから2階の隅に作られた「My Drawing Room」と言う空間も楽しかったです。
実際に奈良氏が5日間、そこで制作をしたと言う「どこかにある奈良氏のアトリエ」です。
描きかけのイラストや、流れ続ける音楽(私が見たときは確か「Clash」だったような?)、オブジェの数々…。
たくさんの「作家の分身」が出迎えてくれました。
この部屋は原美術館の"パーマネントコレクション"の一つとしてこの展覧会の後も公開されるそうです。

残念だったのは、作品の名前が一箇所にまとめて書いてあることが多く一つ一つ見ながら確認するのが難しかった事。
確かに展示方法などによりそうした表示が難しい作品もありましたが、そうでないものは出来れば作品毎に名前が確認出来るようにして欲しかったです。

一回りした後は、1階のカフェ・ダールで一休み。
中庭に面した側がサンルームのようになっていて、明るく清潔で気持ちのいいカフェでした。
今日は食事してから行ったのでお茶だけでしたが、食事やケーキのメニューも充実しているようなので次回はぜひこちらも挑戦してみたいです。

土曜日の午後でそこそこ混んでいましたが、そんなに待つこともなくゆっくりと見て回ることが出来ました。
(ミュージアム・ショップは狭かったのでちょっと混み混みでした)

ちなみに私は奈良氏の作品はもちろん知っていましたが、特に「ファン」と言うことではありません。
そんな私でも十分に楽しめる展覧会でした。
美術館自体の雰囲気も素敵だしオススメです。

会期は10月11日(月)まで。

■奈良美智さんの情報サイト「HAPPY HOUR」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/09/04

エルミタージュ美術館展@江戸東京博物館

今日は出勤日だったので会社の傍でランチを摂った後 両国にある江戸東京博物館まで足を伸ばして「エルミタージュ美術館展」を観てきました。
「混んでるだろうな~」と覚悟はしていたのですが、予想以上の混雑ぶりで非常に疲れました(-_-;)
展示物自体は絵や装飾品、更には実際に使われていたと言う金張りの馬車まで様々な種類のものがあって見所は多かったのですが、何しろ人が多すぎる!
にも関わらず通路が狭いし、それに展示物との距離がかなり近いので前に立たれると後ろからは見えにくいし、かと言って前に行ってしまうと近すぎて全体像が見えないし灯りも邪魔だという…。
おかげでせっかくの展覧会でしたがかなりザックリと駆け足で通り過ぎてしまいました。
なかなかこういう美術展はゆっくりゆったり気持ちよく見ることが難しいのがつらいところですね。
まあ、それは誰もが思っていた事だと思いますが。
それにしても、エルミタージュで所蔵している美術品は430万点以上とか!
それなのに名前を「エルミタージュ=隠れ家」と付けるあたりの感覚がスゴイです(笑)

そして江戸東京博物館はそれ自体が大好きな場所なので(と言っても行くのはこれが2度目)、もちろん常設展ももれなく見てきました!
こっちも入り口付近とか時間によってからくりが動くと言った展示物の周りは多少混んでいましたが、何しろ中が広いので適当に自分のペースでプラプラと展示を見て歩く事が出来ました。
前回行ったときにかなりじっくり見てきたので今回は(少々疲れていた事もあり)ザッと流す程度でしたが、やっぱり楽しかったです。

で、今日一番私が時間をかけて見ていた展示物(?)がコレ!(↓)
edomap1.JPGアップ過ぎてよく判らないかも知れませんが、幕末頃の江戸の大名屋敷を表した地図です。
なんとこれ床に書いてあるのです!広さは6~7メートル四方くらいかなあ。
上の写真は現在の新橋駅近くにあった松平容保公(会津様ですね)のお屋敷の場所(一番左側の赤い家紋が書いてないところ)です。
これで約三万坪だそうです。想像も出来ない…(汗)
他にも「井伊直弼の家ってホントに桜田門のすぐ傍だったんだ」とか「酒井雅楽頭と松平伊豆守の家って近所だったんだ」とか、本を読むだけでは判らなかった「江戸時代の距離感」を少し体感できた気がして楽しかったです。
私の地元も三万石の城下町なのですが、その江戸屋敷ちゃんとありました。
それも結構広い敷地だったのが意外でした。

この博物館はミュージアムショップも充実してるんですよね。
ここ独自のデザイン(それもなかなか洒落ている!)のグッズがたくさんあっていつも迷います。
悩んだ挙げ句、今回は青の青海波模様のフェイスタオルを購入しました。
他ではあまり見かけない柄だけど価格もこの大きさのタオルを普通に買うのと同じ程度だったし、生地や作りもしっかりしていて使い易そうです♪

大人でも子供でも、そしてどんな国の人でも楽しめる場所だと思いますので、一度遊びに行ってみて下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/06/04

国立科学博物館 & 東京都美術館

kahaku.JPG上野の国立科学博物館で開催されている『スターウォーズ サイエンス アンド アート』展を見に行った。
特に「スターウォーズ」に思い入れがあるわけではないけど、平日の昼間行く所って言ったら美術館・博物館くらいしか思いつかなかったので…。
でも、展示してあるアイテムが数も種類も多くて、なかなか面白かった。
私はメカニック的なものには全く興味がないので、そういったものよりもキャラクターデザインのイラストとか、登場人物の衣装の展示が楽しかった。
(特にアミダラ姫の衣装はデザインも素材も豪華で見応えアリ!)

ここの館内は修学旅行生とおぼしき制服を着た少年少女がワサワサいた。
(公園内にも疲れ切ってグッタリしている子があちこちに。こんな暑い中あっちこっち歩き回ったらそりゃあ疲れるよね)

ところで見てるうちに「どこかで同じようなのを見たような気がするなぁ」と記憶を刺激された部分があるんだけど、それがいつどこでの記憶だったのかが思い出せない。
でも確かにどこかでああいうスターシップの模型を見ていたような気がするんだけどなあ。
錯覚かしら。

丁度お昼時に行ったので途中で館内のレストランで食事。
「マヤカレー」と言うメニューがあったので、注文を取りに来たおばさんに「どんなカレーですか?」と訊いたら「お米が赤米と黒米のブレンドなんですよ」とのこと。
ちょっと怪しげだったけど、試しに注文してみる。
出てきたのは確かに説明通りのもの…見た目は柔らかめのお赤飯にカレーが掛かってる、と言う感じ。
でも、食べてみるとお赤飯みたいな独特のくせのないすっきりした味のご飯で、カレー(ビーフ)もなかなかちゃんとしていて意外に美味しかった♪
外れなくて良かった~。

その後、ついでに博物館のちょっと奥にある東京都美術館に行って『栄光のオランダ・フランドル絵画展』を見てみる。
今話題のフェルメールの【画家のアトリエ】が展示されているとの事だったけど、全体的に期待していたほどではなかった。
こっちについてはあの内容で一般1300円はちょっと高いと思う…。
(基本的に私があまり好きなタイプの絵じゃなかった、と言うのもあるけど)
それに企画展だけで他の一般展示がない(あるんだろうけど今日は見られなかった)ってのも何だかな~、って感じ。
博物館とは対照的にこっちはお年寄りで大混雑であった。

東京の美術館・博物館は料金が高い、狭い、そして混んでいると言う印象が強い。
ロンドンにあるような「中で迷子になるんじゃないか」と心配になるくらい無駄に広い(笑)美術館・博物館があったら暇つぶしには持ってこいなんだけどなあ。
探せば穴場があるのかしら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/05/17

東京都庭園美術館

久しぶりに午後3時くらいで仕事が一段落したので、フレックスで会社を出て目黒の東京都庭園美術館に「シルクロードの装い~パリコレに花開いた遊牧民の美」展を見に行った。

本当は江戸東京博物館でやってる「新選組!」展を見に行きたかったんだけど、ネットで確認したら案の定月曜日は休みだったので残念ながらこちらは断念。
会期が今週いっぱいなので多分もう見に行く機会はないだろうな~。残念。

で、「シルクロードの装い~パリコレに花開いた遊牧民